原因療法@心理学①(ガムテープ)

こんにちは。

 

 

 

西新の歯医者 松尾です。

 

 

今日は原因療法

(げんいんりょうほう)の話です。

 

 

原因療法とは、症状や疾患の原因を取り除く治療法で、対症療法

(たいしょうりょうほう)と対置される。 

 

 

対症療法とは原因に対してではなく、主要な症状を軽減するための治療を行い、自然治癒能力を高め、かつ治癒を促進する療法である。

 

wikipedia より

 

特効薬がある➡

原因療法で治療できる

 

特効薬がない➡

対症療法と自然に治るのを待つのみ

 

たとえば

原因療法=細菌感染症にかかった時、抗生剤(化膿止め)を飲むこと

 

対症療法風邪を引いて、風邪薬を飲むこと(頭痛薬、解熱剤も含みます)

 

となります。

 

抗生剤は細菌感染症の特効薬です。

 

しかし、風邪には特効薬がないので、頭痛、のどの痛み、発熱などの症状をやわらげるための薬しかありません。

 

 

どちらの治療法を選んでも良いと思います。

 

医療人としては、原因療法

オススメしたいと思ってはいますが

 

実際には患者さんの中には対症療法を望む方も少なくありません。

 

 

実は今日のテーマは、一人の師匠がキッカケとなり書いています。

 

 

その前にわたしには複数の師匠がいます。

 

鍼灸師、心理学、医師、歯科医師、脳科学者など

 

職業はさまざまですが、全員に共通していることが「原因療法」を選択しているということです。

 

 

たとえば

師匠A「異物が病気の原因だから、異物を取り除こう」

* 過去ブログ

異物が引き起こすもの①

 

 

師匠B「現代人は栄養失調だから、栄養を摂ろう」

* 過去ブログ

メガビタミン法④@タンパク質

 

 

師匠C「精神病なんてありません。原因となるネガティブを取り除けば苦しみはなくなります」

 

 

師匠D「心身の”気””元”に戻せば、自然に”元気”になるよ」

 

 

などなど、必ず「根本原因」となるものを追及しています。

 

わたしも師匠たちの考えと同じで、原因を取り除かない限り、その苦しみは永遠に続くだろうと思っています。

 

 

師匠Cは心理学での師匠ですが、彼の言葉を聞いたとき稲妻に打たれたような衝撃でした。

 

心のメカニズムが初めて形として見えたのです。

 

みんな心の特効薬はすでに持っています。使うか、使わないかだけです。

 

 

わたしたちの中には、ネガティブポジティブがあり、日々どちらかを選択しています。

 

別にどちらを選んでもOK

 

 

ただ、ネガティブ

 

「理由があって、ネガティブがある」

 

「何にも悪い事ではない。ただ気分は良くない」

 

 

そして、師匠はよく

「ガムテープ」思い込み、信念という言葉を使います。

 

あのダンボールに貼り付ける

ガムテープです。

 

以下引用

 

私達は心の中で様々な縛りをかけていきます。

例えば、

わたしは最低な人間だ
わたしは価値の無い人間だ
わたしは何も出来ない
わたしは臆病である

これらは全て自分の心の中で起きた
ネガティブであり

ガムテープです。

ガムテープというのは私がカウンセリングにて
たとえ話をしていく上でわかりやすく話すために
例えを用いた表現です。

あなたの
カラダがありますね。
その胸のあたりに

ある文字を書いたガムテープを貼っていると
想像してみて下さい。

例えば、

「わたしは臆病である」という文字をガムテープに書いて
それを胸のあたりに

ビーっと貼ってあるイメージです。
そのガムテープが貼ってある間は
本人はその通りに生きていきます。

剥がすまでですね。

このガムテープが多ければ多いほど
私達は身動きが取れなくなり
がんじがらめに心を縛り付けている状態になるのです。

幼少期から虐待などを受けて育った
方々はこのガムテープが数えきれないぐらいに貼ってあります。

あなたの胸にはいったい
どのようなガムテープが貼ってあるのか?
を探していきます

 

 

他にも

「自己肯定感なんてありません」と師匠は言います。

※自分が自分であることに満足し、価値ある存在として受け入れられること。

 

 

え!?どゆこと??と最初は思いました。

 

ガムテープに書いてある内容は、人それぞれ違いますが、↑の例の

 

「自分は臆病である」という

ガムテープが貼ってある人に対し

 

「自己肯定感あげてくぜ!

もっと自信もって行こうぜ!」と言ったところで

 

果たして本人は言われた通りになるでしょうか?

 

「わかってるよ。

でも、できないんだよ」となるケースが多いのではないでしょうか。

 

なぜならガムテープが貼られたままだからです。

 

 

しかし「自分は臆病である」というガムテープ自分で外すことさえできれば

 

臆病ではなくなるのです。

 

そのガムテープが貼ってある状態では、どんな優秀な言葉や声も本人の心へは届きません。

 

 

まだまだ勉強中であり、偉そうなことは言えませんが、今は心というものの全容がハッキリではありませんが

見えてます。

 

 

基本が歯医者なので、肉体的・物質的な治療へ取り組んできましたが

 

患者さんたちと接するうちに気づきました。

 

精神的なもの、目に見えないものへもアプローチしていかねば、本当の意味での健康増進とは言えない、と。

 

 

 

心身一体、身心一如と言うように、分けて考えることはできないということです。

 

 

長くなりましたのでつづきます。

 

師匠のyoutube

https://www.youtube.com/channel/UCHWAYMRP3Ia7CgH6sg1USGg/videos

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