人生に役立つ名言集⑩(銀河英雄伝説編)

こんにちは

西新の歯医者 松尾です。

 

 

 

 

 

 

 

社会・組織・戦略・その他

 

 

 

 

㉜「『社会』や『組織』が腐敗するのは、必ず上からだからな」

 

by ラインハルト・フォン・ローエングラム

 

 

「国家というものは、下から上へ向かって腐敗が進むということは絶対にないのです。

 

まず頂上から腐りはじめる。ひとつの例外もありません」

 

by アドリアン・ルビンスキー

 

 

 

これは真実を突いていますね。

 

上層部の人が「現場」に不在の組織は、

従業員の離職率も高い傾向です。

 

 

従業員の離職率が高い

➡業務が滞る➡会社が危うくなる 

 

 

なぜなら

上層部の人たちは現場を知らないため、

現場の人たちに対し

無理な注文理想論理不尽な命令

下しがちだからです。 

 

 

上の方から数値やグラフなどのデータだけ見ているのでは

「実際の現場」の状況が把握しづらいのです。

 

 

従って

成功している会社や企業は、

ほとんどのケースで、

社長や上層部の人たちも従業員と一丸となって業務に専念しています。

 

 

 

 

㉝「戦略とは戦争全体の勝敗を決めるための基本的な構想とそれを実現するための技術。

 

戦術とは局地的な戦場で勝敗を決するための、いわば応用の技術。

 

状況をつくるのが戦略で、状況を利用するのが戦術だよ」

 

by ヤン・ウェンリー

 

 

「戦略」=目的(大きな視点)

 

 

「戦術」=目的を実現するための手段

(小さな視点)

 

 

*関連ブログ(目的と手段)

 

人生に役立つ名言集②(偉人編)

 

 

 

ラーメン屋でたとえるなら

 

ここにラーメン屋を開業した

AさんとBさんがいるとします。

 

 

ラーメン屋の繁盛=戦略

 

ラーメン作りの腕=戦術

 

 

Aさんは超高級の小麦を仕入れ、麺打ちのスキルが高く、スープ作りも上手ですが、

都会から離れた人口が少ない地域でラーメン屋を開業しました。

 

 

Bさんは平均的な質の小麦を仕入れ、麺打ちのスキルも平均的、業務用スープを使いますが、学生街でラーメン屋を開業しました。

 

 

Aさんのラーメン屋は客入りがイマイチ、

Bさんのラーメン屋は繁盛する、という

結果となりました。

 

 

 

この結果になった理由は、

Aさんは麺打ちスキルなど、戦術的なレベルは高いですが、ラーメンに対する需要の見極め、戦略的な見方が間違っていたためです。

 

 

もちろん戦術も重要ですが

 

いくら

戦術的な技術・テクニックが良くても、

 

戦略的に見誤ると、物事はうまく行きにくいということです。

 

 

 

 

 

ラインハルト・フォン・ローエングラム

「知らぬ間に雨が降ったようだな」

 

 

ジークフリード・キルヒアイス

「はい、わずかばかり」

 

 

ラインハルト

「不思議だな雨というのは。

降っている間は妙に心を重くするが、ひとたびあがれば、すべてを美しく見せる」

 

 

キルヒアイス

「雨というのは、消えた名もない星々の涙なのかも知れませんね」

 

 

ラインハルト

「詩人だな」

 

 

キルヒアイス

「女々しいだけです」

 

 

なんと詩的な会話でしょうか。

 

 

魂レベルで繋がっている

ラインハルトとキルヒアイスの会話だからこそ印象的で心に残りました。

 

 

 

 

㉟「世の中、やってもダメなことばかり~

どうせダメなら酒飲んで寝よか」

 

by ヤン・ウェンリー

 

 

『果報は寝て待て

(かほうはねてまて)』ですね。

 

運というものは人の力ではどうにもできないものだから、

あせらずに時機を待つのが良いということ

 

 

足掻(あが)いたことろで何も変わらないこともあります。

 

重要なのはタイミングです。

 

 

早すぎても、遅すぎてもうまく行きません。

 

 

「いいか、国を守ろうとか柄にもない事考えるな。

片想いのあの子の事だけ考えろ。

生きてあの子の笑顔を見たいと念じろ。

 

そうすりゃ妬み深い神様に嫌われて、

気のいい悪魔が守ってくれる。

わかったか?」

 

by オリビエ・ポプラン

 

 

いかにもポプランらしいセリフです。

超ド級のポジティブですね。

 

 

ポプランは女性関係が派手で、ファンの間でつけられたあだ名が

 

「*イゼルローンの諸星あたる

 

だそうです(笑)

 

 

*作中で拠点としている要塞

 

 

 

 

ダスティ・アッテンボロー
「30、30言うな、好きでなったんじゃない。

お前さんだっていつかはなるんだろうが」

 

 

オリビエ・ポプラン

「残念ながら*小生(しょうせい)は

キラキラ星から来た高等生物でして、29歳まで行ったら、あとは一年ずつ若返るんです。」

 

 

*小生(しょうせい)

男子が自分を指す、へりくだった言い方。

 

 

こちらもポプランらしいセリフですね(笑)

ここまでポジティブだと楽しい人生を送れるだろうな、と感心します。

 

 

 

 

ポプラン

「こんなところで自由行動と言われてもな。

まあいい、おれは一夜の情熱の相手をみつくろうことにするが、お前さんはどうする?」

 

イワン・コーネフ

「部屋で寝てる」

 

ポプラン

「くだらんことを堂々と言う奴だな」

 

コーネフ

「くだらないかね」

 

ポプラン

「ジョークだったらくだらんし、事実だったらいっそうくだらん」

 

コーネフ

「お前さんはジョークの方が好きだからな」

 

ポプラン

「ジョークだけでは生きられないが、ジョークなしでは生きたくないね、おれは」

 

コーネフ

「お前さんは存在自体がジョークだろうが」

 

ポプラン

「……このところ悪意の表現にみがきがかかったのとちがうか、

コーネフさん」

 

コーネフ

「いやいや、もてない男の嫉妬にすぎませんよ、気にしないでください、

ポプランさん」

 

 

この二人の掛け合いがとても好きです。

 

 

ポプランのセリフ

 

「ジョークなしでは生きたくない」

 

これには強く同意です。

 

 

ジョークは笑いを生みます。

笑いは心を豊かにします。

 

 

わたしの一番好きなゲームでも

主人公が似た様なことを言っていました。

 

 

『笑いは心の*潤滑油

(じゅんかつゆ)』

 

 

*潤滑油(じゅんかつゆ)

 

物事が円滑に運ばれる仲立ちとなるもののたとえ。

 

 

 

笑顔は自分も他人もハッピーにします

 

 

 

「あのオーベルシュタインより早く死んでたまるか。

 

俺は奴の葬儀の時に、心にもない*弔辞(ちょうじ)を読んで、

心で舌を出してやる。

 

それが楽しみで、今日まで戦死せずにきたのだからな」

 

by  コルネリアス・ルッツ

 

 

*弔辞(ちょうじ)

死者をとむらう言葉

 

 

ここまで嫌われたくはないですが、

嫌いというネガティブな感情も、

時と場合によっては、生きるための活力にも成り得ます。

 

 

 

 

「人を褒めるときは大きな声で、

悪口を言うときにはより大きな声で」

 

by フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト

 

 

これは名言というより、

「迷言」かもしれませんが、気持ちはわかります(笑)

 

 

 

 

㊶「敵に回せばやっかいですが、味方とすればもっと始末におえないでしょう」

 

by ジークフリード・キルヒアイス

 

 

・『逃げるが勝ち』

 

 

・『36計逃げるに如かず』

 

形勢が不利になった場合、余計なことを考えずに逃げるのがいい。

 

 

・『君子危うきに近寄らず

(くんしはあやうきにちかよらず)』

 

人格者ならば身を慎み、危険なことはしない。

 

 

ですね。

 

 

たとえば

 

・イジメっ子

 

・ブラック企業

 

・*サイコパス

 

などからは可能な限り距離を置きましょう。

 

 

*「サイコパス」とは、

共感性の欠落した人。

 

正常な人が持っている愛情や良心といった感情が欠落した人の事。

 

「反社会性人格障害」とも呼ばれる。

 

 

 

脳科学者の中野信子氏によると

 

 

「とにかく逃げましょう。

自分の今いる状況が世界の全てではありません」

 

との事です。

 

 

話し合いの通じない相手は必ずいます。

 

 

今はもう

こちらから「選ぶ」時代です。

 

 

 

名言集⑪に続きます。

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