2021.11.09
ワクチンについて④
こんにちは。
西新の歯医者 松尾です。
風邪などのウイルスの侵入・増殖様式を解りやすくビジュアル化しましたので、文章が苦手な方にも入りやすくなったのではないかと思います。
*関連ブログ
キーワード
粘膜は数層の構造になっています。
口の中、鼻の穴、のど、乳腺、消化管、尿道、肛門などの壁はすべて粘膜となっています
例えば
鼻の穴の鼻毛があるところは、↑絵の上方に位置していて、常に空気に触れる場所なので、家で言う「玄関」に当たります。
絵の↓にある血管は、鼻毛よりも深部に位置しています。
粘液:鼻水など、異物が体内へ入らないように守っているバリア。
分泌型IgA:粘膜面の感染防御の主体。2量体~4量体。
*抗体はY字型をしており、ここでウイルスをキャッチ・中和します。
その数が多い方が、ウイルス中和能が高いです。
つまり中和能は 4量体>>>>>単量体 となります。
線毛:異物排除のための車のワイパーのような機能。
多列線毛上皮:鼻やのど、気管、肺などの外気と接する細胞。
粘膜固有層:上皮層の一つ下の層。疎性結合組織、腺、リンパ組織が存在。
血管:血液が流れる管。血液中に一番多いIgG抗体を含む。
IgGは血管内の感染防御抗体の主体。単量体。
B細胞:抗体産生細胞に変身する前段階の白血球。
樹状細胞:体内あるいは体の表面で異物を発見すると、それを自分の中に取りこみ特徴を覚える。
ウイルス侵入~増殖~横への広がり
呼吸器感染症を引き起こす、風邪などのウイルスは
「鼻・のど」などの粘膜から侵入します。
例えば
図の赤丸(Bスポット)の部分を拡大していくと
⇩
粘膜はこのような構造になっています
仮に
右上の紫のギザギザウイルスを風邪ウイルスとします。
それが赤矢印⇩のように分泌型IgA抗体をすり抜け、多列線毛上皮に付着した場合
↓さらに拡大
ウイルスは
①吸着・侵入し
②細胞内で増殖
③さらには隣の細胞へと移動していきます
このように、細胞内へ侵入したウイルスは、どんどん横隣の細胞へ感染を広めていきます。
現行ワクチンは血管内で抗体を作る
上絵のように、現行ワクチンYは
「血管内」を流れてきます。
しかし
呼吸器ウイルスは絵の↑の、空気に触れるところから侵入してきます。
そしてオレンジの細胞(多列線毛上皮)に感染を起こし、
横に広がって感染を繰り返していきます。
前回のブログでも書きましたが、ウイルスは
「標的細胞が決まっている」
ため、わざわざオレンジの細胞から↓へ移動する必要がないのです。
なぜなら
粘膜固有層や血管へ移動したところで、彼らウイルスは感染できないからです。
当然感染できないので、体内をぐるぐる巡ってやがて死滅するだけです。
仮にウイルスが↓へ移動し、現行ワクチンYに出会っても、そのウイルスの型とワクチンの型が一致しない限り、ウイルス中和ができないのです。
そして
変異を繰り返すRNAウイルスと、ワクチンの型が一致する確率は、非常に低いのです。
仮に一致したところで、ウイルス侵入口は絵の↑からです。
侵入してきたウイルスが、オレンジ細胞に感染、炎症を起こし、酸素の取り込みができず、あっという間に
呼吸困難→死亡となるのは明白ではないでしょうか。
有効性95%は本当か?
昔から
「風邪の特効薬を発明したらノーベル賞もん」と言ったものです。
学術的・医学的にそのメカニズムを理解していれば、
そう簡単にワクチンを発明できるはずがないとわかるものです。
わたしが尊敬するナカムラ先生(ナカムラクリニック神戸)もブログで言われています。
以下引用
考えてみればおかしなことばかりである。
「40年研究してもHIVのワクチンはない。
風邪のワクチンもない。
100年研究しても癌のワクチンはない。
ないない尽くしである。
しかし、いきなり現れた謎のウイルスに対して1年以内にワクチンが作られて、我々みんな、そのワクチン接種を楽しみにしてるっていう」
引用終了
仮にワクチンが開発されても、副作用が起こる可能性があるため、
通常ではワクチン開発後、
追跡調査で10~15年が必要
と言われています。
メディアで言われている
ワクチンの有効性は「95%」らしいですが、信頼できる数値とは考えにくいです。
まだワクチン開発から1年未満の段階で、どのように95%という数字を出したんでしょうか?
少し考えればオカシイと気づけるはずです。
最後に
考えて頂きたいのが
世間では
わたしを含めワクチンに反対する人たちを「反ワクチン派」と揶揄(やゆ=からかう事)していますが
人から嫌われ、変人扱いされて、
何の得もないのに、
何のために反対していると思いますか?
賛成している医者や学者は、
「御用学者(ごようがくしゃ)」では?
と思います。
御用学者(ごようがくしゃ)
*時の政府・権力者などに迎合(げいごう)して、それに都合のよい説を唱える学者。
迎合(げいごう)
*自分の考えをまげても、他人の意に従って気に入られるようにすること。
「ワクチンデマ」なんて言葉も驚きですね。
こちらは学術的な根拠を提示してるのに対し、
「デマ」と決めつける側は、どこから出てきたか不明な、有効性という数字を言っているだけですよね。
どっちがデマなんでしょうか
しかもすでこの短期間で
接種後の死亡数は1312人と発表されています。
これを
「少ない数」だと思いますか?
「異常な数」だと思いますか?
どう解釈しますか?