異物が引き起こすもの④

あけましておめでとうございます。

 

 

 

 

西新の歯医者 松尾です。

 

 

今日は原因療法の一つである

【異物論】のパート4になります。

 

*関連ブログ

 

異物が引き起こすもの①

 

異物が引き起こすもの②

 

異物が引き起こすもの③

 

 

 

原因療法

 

病気の治療法の一つで、原因を取り除く根本治療になります。

 

対義語として「対症療法」があります。

 

*対症療法の例

 

風邪を引く→風邪薬を飲む。

 

風邪の薬はありません。

風邪薬はあくまで咳、発熱など「症状」を抑えるためのものです。

 

 

以前のブログで、異物がを引き起こす話をしました。

 

実際は

癌に限らずあらゆる病気の原因に【異物】があります。

 

 

異物の種類

 

ざっくり4種類あります。

 

①微生物

 

細菌、ウイルス、カビ、寄生虫など

 

 

②化学物質

 

黄砂やPM2.5、洗剤、柔軟剤、歯磨き粉、シャンプー・リンスなどの合成界面活性剤、食品添加物など

 

 

③金属

 

特に歯科金属、水道水に含まれるアルミニウムなど

 

 

④電磁波

 

放射線、電子レンジやスマートフォンなどのマイクロ波など。

 

 

洗剤・柔軟剤

 

食品添加物は、含まれるもの以外を選べばよいのですが

 

②化学物質に含まれる合成界面活性剤は、洗剤・柔軟剤にも含まれているために見落としがちです。

 

着ている服に付着するので、常に肌や呼吸器から体内に吸収されるので注意です。

 

歯磨き粉、シャンプー・リンスについても同様の注意が必要です。

 

 

 

金属と電磁波のコンボ

 

病気の根っこには、必ずと言って良いほど③金属の沈着があります。

 

特に歯科金属が厄介です。

 

常に口内にあるため、毎日少しずつ金属が溶け出して、体内に蓄積しています。

 

人類の歴史から見て、ヒトは微生物とは長い間付き合ってきているため、それらを追い出す力はある程度備わっていますが、金属との付き合いは短いため、それが体内に入った時に、すぐ出せるような仕組みがまだできていません。

 

 

④電磁波は目に見えないため、あまり重要視されませんが、こちらも健康被害の報告が多数あります。

 

そして体内に蓄積した金属は、アンテナのような働きをするため、電磁波が集まってきます。

 

 

*関連記事(ナカムラクリニック神戸)

 

電子レンジ

 

*参考動画(矢山クリニック)

バイオレゾナンス医学の紹介(Y.H.C.矢山クリニックの基本方針)

 

 

 

具体的な対策

 

②化学物質

 

・黄砂、PM2.5、光化学オキシダント

 

スマホのアプリなどで濃度・分布グラフがありますので、濃度が濃い日は散歩は避ける、どうしても出かける場合は、帰宅時に鼻うがいをする方法があります。

 

 

*関連ブログ(鼻うがい)

 

鼻うがい@ハナオート

 

鼻うがいでの工夫

 

 

洗濯物は部屋干しがオススメです。

外干しでは、空気中の異物が大量に衣類に付きます。

 

除湿器・加湿器、扇風機をうまく利用しましょう。

 

 

布団は布団乾燥機で乾燥しましょう。

 

もはや「お日様のニホヒがたまんない~」という時代は終わりました。

 

 

 

・合成界面活性剤

 

できるだけ無添加のものを使いましょう。

 

「柔軟剤」はお好きな方が多いと思いますが

使用しないことを強くオススメ します。

 

 

 

③金属

 

口内に銀歯などの金属がある方は、可能であれば白い詰め物やセラミックに変える事をオススメします。

 

 

④電磁波

 

電磁波の影響を受けるかどうかは、かなりの個人差があります。

 

原因不明の体調不良が続いている方は、それを調べるためにも実験として、2週間くらい電磁波を発する家電の使用を控えてみましょう。

 

それで体調不良が改善した場合、電磁波の影響を受けやすい体質だという事がハッキリします。

 

 

・スマートフォン

 

目覚まし代わりにスマートフォンを使っている方は、ベストなのは電源オフですが、それが厳しい方は「機内モード」にしておく事です。

 

「機内モード」すら難しい方は

せめて1mは体から離れた場所にスマホを置きましょう。

 

ちなみに「機内モード」にしても、アラームは鳴りますので目覚まし用としては機能します。

 

 

・電子レンジ

 

特に

電子レンジが稼働中は離れた場所にいましょう。

 

 

・冷蔵庫

 

家事の際、冷蔵庫によっかかりながらスマホをいじる、冷蔵庫の横にイスを置いて座る時間が長い方は、その習慣を止めてみましょう。

 

 

・その他

 

細かく言えば、コンセントに刺して使用するものは、すべて電磁波を発生させます。

 

ですので、コタツ、ホットカーペット、電気毛布なども注意です。

 

実際私は毎年冬になるとコタツを使うためか、腕の決まった場所に湿疹ができます。

 

ですので「湯たんぽ」がオススメです。

 

 

まとめ

 

気にしだしたらキリがないので、

体の「処理能力の範囲内」に留めることが重要です。

 

多少異物が入ってきても、すぐに出せるような体づくりが基本です。

 

 

対策の優先順位としては

 

銀歯の除去>>>化学物質≒電磁波

 

ですので、銀歯がない方でも原因不明の不調がある場合

化学物質と電磁波が原因である可能性がある、ということを知っておいて頂きたいのです。

 

知らなければ、対策のしようがありません。

 

 

不調の原因を探っている方のヒントになれば幸いです。

 

 

↓にも矢山先生の動画を貼っておきます。

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