1日〇〇〇〇〇〇〇〇は歯医者を遠ざける

こんにちは。

西新の歯医者 松尾です

 

 

今日はブラッシングの話です

 

 

歯の面数

 

歯は全部で5面

 

(上面、唇面、舌面、左面、右面)

 

あるのですが

 

 

歯ブラシのみによる歯みがきだと

 

3面(上面、唇面、舌面)

 

しか磨いてないことになりがちです。

 

 

そこで面倒とは思いますが

 

 

・歯間ブラシ又は糸ようじ

 

・デンタルフロス

 

などの小道具を併用してもらいたいのです。

 

 

5面のうち

 

歯と歯が隣り合っている

 

左面と右面のすき間はかなり狭く

 

歯ブラシは入っていけません。

 

 

しかし

 

その幅は細菌たちが住むには

 

十分なスペースとなります。

 

 

 

アメリカの歯学会

 

では

 

floss or die(フロスか死か)

 

というスローガンを掲げています。

 

 

極例ではありますが

 

当たらずとも遠からずと思います。

 

 

わたしが知る限りでは

 

 

歯周病は万病の元

 

 

と言えるからです。

 

 

同じく風邪は万病の元といいますが

 

風邪よりもたちが悪いのは歯周病

 

であると申し上げておきます。

 

 

 

歯周病が原因で

 

 

糖尿病の悪化、動脈硬化、

 

口の中からの慢性の炎症

 

 

などなど、さまざまな病を引き起こしたり

 

悪化させたりと

 

まさに歯周病

 

百害あって一利なしです。

 

 

歯間ブラシやフロス

 

は食べカスを取る道具ではありません。

 

 

バイ菌をこそぎとるための道具なので

 

しっかり歯のカーブした面に沿わせて

 

使用してください。

 

 

たとえるなら

 

車のワイパーが

 

フロントガラスのカーブに沿って

 

雨をはじくような感じとイメージ

 

してください。

 

 

フロントガラスのカーブに

 

フィットするように

 

ワイパーも

 

ゆるやかなカーブ状になってますよね。

 

 

なので

 

当院ではまずは磨き残しが

 

少なくなるように

 

歯みがき指導を徹底的にしています。

 

 

地味なようですが

 

一番の治療法はセルフケア】です。

 

 

 

西洋のことわざに

 

 

「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」

 

 

というのがありますが

 

 

歯科ヴァージョン

 

 

「1日1回の5面みがきは

歯医者を遠ざける」

 

 

というのを広めたいくらいです。

 

 

自分の身を守るのは自分自身です。

一覧へ戻る