2018.06.07
東洋医学①
こんにちは。
西新の歯医者 松尾です
東洋医学
わたしが東洋医学に興味を持ったきっかけに
ついての話です。
小学生の頃くらいからアトピーがひどくて、
かゆくてかゆくて何も手につかないような
状態でした。
見た目にもひどくて、目は腫れぼったい、
粉をふいてコナフキン、赤黒い皮膚、
などなど辛かったです。
中学に上がった頃にも変化がなく、
中学1年当時は男子あるあるで
白ブリーフだったのですが、
全身アトピーなのでお尻を掻きむしり
ブリーフが血だらけ( ゚Д゚)
我ながら驚愕したのは、
学ランの白いカラー
(男子はよくご存じの硬くて痛いやつ)を
ベリベリっとはずしたその時。
自分の皮膚がスイーツのアイシングシュガー
ごとく
ベットリと襟にまぶされてたんですよ(´A`)
漢方薬
高校になっても変化はなく、
むしろひどくなったかな?
思春期だからでしょう。
大学どーすっかって進路の事もあったし、
さすがに親が可哀想に思ったのか
漢方薬を飲んでみたら?
と言ってきました。
これが多少時間はかかりましたが、
みるみる改善していってくれたのです。
しかも若かったせいか1年たらずで。
今でこそ多少保険が効く場合もありますが、
当時は自費だったので親には迷惑かけたと
思ってます。
自分で枯れ枝やら枯れ葉、みょーな種やらの
くっさい怪しげな薬草を20分以上煎じて、
ドス黒い液体を3日分作り冷蔵庫に保管。
3日間飲みきったら再度煎じての1年間。
煎じ中は家中すごいニホヒで、
玄関ドア開けた瞬間家族が大騒ぎするほど
( ゚Д゚)クサー
見た目も魔女が作る毒汁みたいでおどろおどろしい。
1年間で飲み忘れたのは数回程度と
親も驚くほどキチンと飲んでました。
「ふつー 年頃のしかも男の子が、遊びの途中
で漢方飲みに帰宅しねーだろ」と
母親が呆れてたくらいです。
ほんとに苦痛だったんですよ。
治ってくれーーー!!という執念を感じましたね。
かゆいだけじゃなくて、
掻きむしる→傷になる→汁が出る→またかゆい(以下繰り返し
とまあ
こんな具合で西洋医者の対症療法じゃどうにもならん!
と若かりし頃から肌で感じてたわけです。
当時歯医者になるどころか、
医療従事者になる事は考えてませんでしたが
姉のセリフが印象的でした。
「アンタもし歯医者になるなら、漢方医もやれば?」
まさに今その道を歩んでます。