2018.06.10
首の細さと「うつ病・不整脈」
こんにちは。
西新の歯医者 松尾です
「顎・首」の体の作りが「うつ病・不整脈」と関係していることは、一般的にはまだ知られていないと思います。
若い方の顎や首が細くなっていますね。
現代の食べ物がどんどん柔らかくなっているため、若い人たちの顔つきが細くなった印象を受けます。
以前は硬い食べ物が多かったので、人の顔の形はホームベース型でしたが、最近の若い人たちはカマキリ型の人が増えているなと思います。
特に首は約5㎏の重さがある頭部を支えねばならないから、頭頚部の筋肉がしっかりしていなければなりません。
そうでないと頭と首は一体になって前方に滑り体形のバランスが崩れます。それが肩こりや偏頭痛を引き起こします。
顎から首にかけての骨と筋肉は連動しているのですから、やはりこれも咬む力の減衰と関わりがあります。顎が退化すると、遅れて生えてくる小臼歯のスペースが無くなって歯列不正を起こす。
そして副交感神経と交感神経に影響して自律神経のバランスを乱すのです。
不整脈、うつ病、認知症をひき起こしやすくなるのです。
*過去ブログ(副交感神経と交感神経)
歯並びの乱れが、脳の活性化やリラックスにも大きな影響を与えていること。しっかり咬むことが脳にも快刺激を与えていることは、はっきりしています。