2020.04.04
原因療法@心理学⑪(集合的無意識)
こんにちは。
西新の歯医者 松尾です。
以下引用
さみしさを埋めるには、さみしくない状態を作ろうと考えます。
常に誰かといたり、
誰かと連絡を取ったりです。
恋人に対するヤキモチもさみしさの現れです。
しかし、どのような手段をとっても
さみしさが埋まらず、苦しい場合は
下記の気づきが必要になります。
■私達は本当の深い部分では全てと
つながっている
これは少し漠然とした表現であり
論理的に理解する事は難しい事ではありますが
本当の奥深い部分では
【全てと繋がっている】
という事を知っています。
無価値感と同じ感覚です。
無価値感は私達は本当の心の奥底では
価値がある、【有価値】だと知っているから
涙を流すということを話しました。
涙を流すのは【有価値】を知っているから。
つまり、早く自分が【有価値】であるという
事を認めてあげて下さい
と気づきを促しました。
さみしさについても本来同じです。
本当は心の奥底では
全てと繋がっていて、
孤独に対して全体という感覚があります。
ただただ、出来事が起きて、傷がつき
ネガティブが発生しているという状態です。
そのネガティブが出てくる時、さみしさが出てくる時、
いてもたってもいられなくなりますが
本当は奥底でさみしさなどゼロの
【全体性】という事を知っています。
論理的には難しいレベルの事を話しておりますが
気づく方は必ずわかります。
さみしさがあるのは過去に出来事があって
ネガティブが発生しているだけ。
本当は常に全体と繋がっている
■集合的無意識とは?
【全てと繋がっている】
と関係してくることを一つ。
集合的無意識とは、 心理学者ユング が広めた言葉になります。
「全生物に共通する無意識」
(ユングは全人類と言っていますが、実際は動物も含みます)
具体的な例をあげます。
①ブーバ/キキ効果
二つの図形があります。
片方が「ブーバ」でもう片方は「キキ」です。
どちらがブーバで、どちらがキキと思いますか?
全世界の人にこの質問をします。
するとほとんどの人が
左が「ブーバ」 右が「キキ」と答えたそうです。
人里離れたアフリカ原住民に質問しても、同じだったらしいです。
②元型(アーキタイプ)
例えば
神話や宗教、芸術には、時代や地域
を超えた共通のテーマ、イメージがよく確認されています。
ユングは、このイメージを
*元型(アーキタイプ)として、
集合的無意識の要素、シンボルとしました。
人々の心の中にずっと存在していると考えられるイメージのパターンのことです。
元型(アーキタイプ)という言葉あります。
例えば、ヨーロッパの神殿の女神と
アジアの寺院のぼさつ像は、
海の東西での交流がない時代の建立にもかか
わらず、両方、母性の象徴となっています。
また、太陽を崇めたり、海を神格化したり
することも世界中で行われています。
ふっくらした女性の土偶も世界各地にみられますが
これも、母親の元型(アーキタイプ)の現れと考えられます。
つまり
人間の精神は、深いところでつながっているということです。
③飼い主とペットも繋がっている
「わたしの思ってることが、伝わってるような感じがする」と
ペットを飼われている方は感じたことがあるかもしれません。
同じことをわたしもよく感じます。
ノンという名前のネコと暮らしています。
*過去ブログ
わたしが泣いていると心配そうに近づいてきたり、
わたしが怒っていたり、強い不安を感じていると、
化け猫のようにうなり声をあげて、落ち着か
ない様子で部屋をウロウロしたりします。
ノンに向かって
「オレは今悲しい」
「オレは怒ってる」
と言わなくても、ノンにはわたしの
空気・雰囲気で伝わります。
それは深いところで繋がっているからです。
なので、ひんぱんに飼い主の方がネガティブな感情になると
愛するペットにまでそのネガティブが移るので、
ペットちゃんが健やかでいてほしいと願うなら、
ポジティブな感情を発信していた方が良いと言えます。
「死なないで」「赤く腫れないで」
というような気持ちだと
ペットからすると「死ぬ」「赤い」
とイメージされてしまうので注意です。
・死なないで
・腫れないで
・掻かないで
など否定文の思いは
・死んで
・腫れて
・掻いて
とネガティブとして伝わるので
「今日は元気かな?」というふうに、
表現や思いを切り替えることが重要
となります。
テーマのさみしいですが
「本当はみんなと繋がっている」
ということが分かれば、さみしさは感じません。
わたしたちは
見える、聞こえる、触れる、
など、実体があるものが全てと思いがちです。
しかし、実際にはそうではありません。
目に見えなくても存在するものがあるのです。
科学的に証明されているものに
「素粒子(そりゅうし)」
というものがあります。
そして、わたしたちは「素粒子」の集合体であるのです。
「素粒子」については
次回につづきます。
師匠のyoutube
https://www.youtube.com/channel/UCHWAYMRP3Ia7CgH6sg1USGg/videos