2020.10.23
人生に役立つ名言集⑥(韓流ドラマ編)
こんにちは。
西新の歯医者 松尾です。
わたしが好きな映画、ドラマ、アニメ、漫画などから印象に残ったセリフなどを羅列していこうと思います。
韓流ドラマ「トンイ」
エンディングシーンより
トンイの兄
「貴い心を持つおまえも、
いつか貴い人になれるはずだ。
気高くて、豊かな心を持ちなさい」
トンイ
「私がですか?
私のような*賤民(せんみん)でも、貴い人になれるのですか?」
*賤民(せんみん)
身分の低い民。下賤の民。下民。
トンイの兄
「ああ 気高くて、豊かな心を
持ち続けていればな」
トンイ
「人の*貴賤(きせん)は身分ではなく、心で決まるもので、
心の豊かな人が貴いんだって。
でも本当なの?気高くて豊かな心を持てば、私も貴い人になれる?」
*貴賤(きせん)
貴いことと、卑しいこと。また、身分の高い人と低い人。
トンイの父
「もちろんだ」
「トンイ」は
朝鮮王朝時代の身分制度の問題点が
大きなテーマとなっています。
同時に「愛」も、もう一つのテーマだと感じました。
トンイは
誰に対しても愛と思いやりを持って接し、
裏切られてもその相手を許し、
人のために命をかけて生きる、
そんな主人公ですが
まさに「差し出す=受け取る」の実践を描写した作品だと思います。
他の名言集でも書きましたが
Give & Take(差し出すと受け取る)は
順番が大事で
必ずGiveが先で、Takeが後です。
*関連ブログ(Give & Take)
「手に入れたものを全て手元に抱えて、外部には惜しんで出さない」
というやり方では行き詰まると思います。
その一方で、
「まず与える」
すると
そこから何らかのお付き合いが始まり、今度は先方から与えられる。
お返しということで、
いただいたものをもっと大きくしてお返しをすると、
つぎはまた何かを頂き、
そして、こちらも次は倍返し
このようなことを繰り返すことで、
お互いの「絆」が強固になっていく様です。
そして、このやり取りのご縁が広がり、
友人知人と参加する人数が増えてくると、
大きなコミュニティに成長していきます。
このコミュニティでは、
与える人がいて、
それに与え返すのが当然のことになります。
そして、お互いに与え合うことで、
どんどんコミュニティが大きくなり、
そのコミュニティに参加する人が
みんな成功への道を進んでいきます。
一方で
「もらえるものはもらっておこう」
というスタンスを取る人は、
このコミュニティから追放されたり、
そもそも参加も許されないのが実情です。
こんなことを頭の片隅においておくことで、
これから参加しようとしているコミュニティが
・居心地が良くなるか
or
・居心地が悪くなるか
が変わってくると思います。
ぜひ、参考にしてください。
韓流ドラマ「馬医」
第20話「心の帆」より
相反する弟子二人への、師匠コジュマンの
セリフです。
(弟子の一人 ペク・クァンヒョンに対し)
師匠コジュマン
「今までよくやった。
患者のことを第一に考えた結果だ。
海に浮かぶ船は、皆 波風にさらされる。だが同じ風を受けても、
ある船は東へ ある船は西へ進む。
なぜかわかるか?
船の向かう先は風や波ではなく、
帆で決まるからだ。
人生には多くの試練と苦難がある。
運命とは実に過酷なものだ。
だが忘れるな。
どんな時も行き先を決めるのは自分だ。
何があろうと、
今のように心の帆を高く掲げよ」
なんとも深い言葉です。
何度
このシーンを観返したかわからないくらい、このセリフに感銘を受けています。
(もう一人の弟子 イ・ミョンファンに対し)
師匠コジュマン
「医師の診断に勝ち負けはない。
同じ馬医出身でありながら、なぜ病が見抜けなかったかわかるか?
ペク医生は過去をさらけだしているが、そなたは消そうとしたからだ。
そなたには才能があった。
医生の頃からな。
だが
その目には、今や権力しか見えておらぬ。
それが才能を鈍らせている。
私欲に目がくらみ、失敗を犯したことを忘れてはならん」
自分への戒めも込めて、このシーンは印象的でした。
「初心 忘れるべからず」
「初志貫徹」
ですね。
人はお金や権力を手にすると、
人の道をはずれがちです。
そうならないためにも
時々は後ろを振り返り、
確認作業➡軌道修正をすることが重要ではないでしょうか。
もしくは
自分がすぐブレると自覚のある方は、
自分にとって信頼できる補佐官のような人を頼り
客観的なアドバイスを受けるのも良いと思います。
基本的に韓流ドラマは長編ですが
興味がある方は是非ご覧になってください。
きっと何かのヒントを得られると思います。
名言集⑦に続きます。