バイオペースト（歯みがき粉）の効果②

こんにちは。

 

西新の歯医者　松尾です。

 

 

 

 

 

 

今日はコロナウイルスだけでなく、一般的な風邪、インフルエンザ予防にも有効なバイオペーストの効果報告がいくつかありましたので具体的にお話したいと思います。

 

 

＊過去ブログ（バイオペースト）

 

コロナウイルス対策②バイオペースト（歯みがき粉）

 

バイオペースト（歯みがき粉）の効果①

 

 

 

口内ケアの重要性

 

 

新型コロナウイルスと口腔内の健康状態の関係を示す国内外の学術論文があります。

 

ジャーナル・オブ・クリニカル・ペリオドントロジーという
歯周病についての国際的な権威のある学術雑誌に掲載された内容につきまして、

２０２１年３月１９日、参議院予算委員会での議員の質問内容をご紹介します。

 

新型コロナに感染した人の内、
歯周病がある検査数２５８人のうち、重症化したのが３３人で１２．８％でした。

 

ところが歯周病がない３１０人のうち重症化したのが７人で２．３％とのことです。

また、コロナで死亡する割合については、歯周病がない場合にくらべて
歯周病のある人は８．８１倍になるという報告もあります。

口腔ケアつまり歯周病の改善で、新型コロナウイルスでの重症化患者を５分の１以下にまで減らせ、死亡者を８分の１程度に減らせるという希望の発表内容になっています。

 

 

＊関連ブログ（歯みがき）

 

１日〇〇〇〇〇〇〇〇は歯医者を遠ざける

 

 

口内が不潔な状態だと、

 

口内の細菌が作り出すプロテアーゼという

 

酵素が鼻からのどの粘膜を覆っている

 

タンパク質の膜を破壊し、ウイルスが侵入するのを手助けしてしまうのです。

 

 

 

効果報告

 

 

症例報告①

 

 

 

こちらは歯医者目線になりますが

上図のように、歯は例えるなら、ちくわのような構造になっています。

 

おつまみのキュウリ in ちくわ（渡○風ｗ）をイメージすると良いと思います。

 

 

 

 

・キュウリ＝神経と血管

 

・ちくわ＝歯、根管（こんかん）

 

 

虫歯が大きくなる

➡神経と血管に感染する

➡神経と血管を抜く

➡根管内の清掃

➡根管充填（こんかんじゅうてん。最終的な薬を根管内に詰めること）

 

という治療があります。

 

 

薬剤を使用出来ない患者さんの感染根管治療（かんせんこんかん治療＝神経の治療、根っこの治療）にバイオペーストを使った場合、根管内が約３回でキレイになり、根管充填することができたとの事です。

 

個人差がありますが

歯の構造は複雑になっており、実際の臨床では根管充填するまでに、根管内の清掃が３回では足りないこともしばしばあります。

 

 

症例報告②

右上６番と７番欠損の部分入れ歯が、痛くて装着出来ない患者さん。

 

口内、特に右上粘膜を重点的に

バイオペーストでマッサージし、

肩、頚の緊張を緩和させ、部分入れ歯を装着後、痛みはウソのように消失したそうです。

 

 

症例報告③

 

６０歳代　女性

 

食い縛りと肩こりがあるので、

バイオペーストを薦め使用された結果、

食い縛りと肩、首の緊張が改善し、毎晩口内が乾燥するために、夜中にお茶を飲んでいたが、飲まなくなっていたそうです。

 

加えて

鼻炎薬の服用しなくても良くなったとの事です。

 

 

 

症例報告④

耳鼻咽喉科の先生からの報告です。

 

「私はいつもバイオペースト使ってますが肩は凝ります。

 

でも、＊Ｂスポット療法にずっと

バイオペースト使っているので少し自信がつきました。

 

自身にもコロナ予防に鼻からバイオペースト塗ってます。

 

２年くらい続けてますが確かに風邪引かなくなりました。ありがとうございます。」

 

 

＊Ｂスポット療法とは？

 

 

のどの痛み、後鼻漏（こうびろう。鼻みずがのどに落ちる）、風邪症状などを改善させることを目的とした治療です。

上咽頭（のどちんこの裏あたり）に

０．５～１％の塩化亜鉛水溶液などを塗布・擦過（さっか＝こする）します。

 

塩化亜鉛溶液はタンパク質を変性させて、組織や血管を収縮させる作用をもっているので、炎症（痛み、腫れ）を起こしている組織に塗ることで炎症を抑えることができるようです。

 

しかし

塩化亜鉛水溶液は大量に飲み込むと有害になり得ますので、代わりにバイオペーストを使うことは安全性の点からも良いと思います。

 

 

バイオペーストは、天然由来成分で食品レベルの安全性であり、１本丸ごと飲み込んでも問題はありません。

 

 

下記は症状とＢスポット療法による改善率です。

 

 

・めまい：７６．７％
・頭痛：７２．０％
・耳閉感：７１．１％
・咽頭痛：６７．２％
・肩こり：６７．２％
・咽頭異物感：６６．７％
・後鼻漏：６４．０％
・耳鳴り：６２．５％

 

（大野芳裕、國弘幸伸らの報告。

１９９９年）

 

 

 

症例報告⑤

 

６０歳代　女性

 

わたしの患者さんのケースでは

長年、奥歯で物を咬むと痛む症状があり、

本人も「痛みと付き合っていくしかない」と諦めていたのですが

 

バイオペーストを使い始めてから、驚くほど咬んだ時の痛みがなくなったそうです。

 

 

 

まとめ

 

＊関連ブログ

 

バイオペースト（歯みがき粉）の効果①

 

でも書きましたが

バイオペーストで日常的に歯みがきをするだけで、口の中がキレイになるだけではなく、健康増進にもつながるのです。

 

 

わたし自身では

 

・知覚過敏（歯がしみる）が減った

 

・風邪を引かなくなった

 

・歯ぎしりや食いしばりが減った

 

・舌苔（ぜったい＝舌のコケ）が薄くなった

 

などを体感しております。

 

 

バイオペーストに含まれる、バイオミネラルの効果によるものではないかと考えられます。

 

＊以前のブログ（バイオミネラル、特殊な振動）

 

バイオペースト（歯みがき粉）の効果①

 

にも書きましたが

バイオミネラルとは、海水と植物から採取したミネラルに特殊な振動を与えることで、強い洗浄効果をもたらしているものです。

 

是非お試しください。

 

 

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