ワクチンについて④

こんにちは。

西新の歯医者 松尾です。

 

 

風邪などのウイルスの侵入・増殖様式を解りやすくビジュアル化しましたので、文章が苦手な方にも入りやすくなったのではないかと思います。

 

 

*関連ブログ

 

PCR検査の意味

 

ワクチンについて①

 

ワクチンについて②

 

ワクチンについて③(粘膜ワクチン)

 

 

 

キーワード

 

粘膜は数層の構造になっています。

 

口の中、鼻の穴、のど、乳腺、消化管、尿道、肛門などの壁はすべて粘膜となっています

 

例えば

鼻の穴の鼻毛があるところは、↑絵の上方に位置していて、常に空気に触れる場所なので、家で言う「玄関」に当たります。

 

絵の↓にある血管は、鼻毛よりも深部に位置しています。

 

 

粘液:鼻水など、異物が体内へ入らないように守っているバリア。

 

分泌型IgA:粘膜面の感染防御の主体。2量体~4量体。

 

*抗体はY字型をしており、ここでウイルスをキャッチ・中和します。

 

その数が多い方が、ウイルス中和能が高いです。

 

つまり中和能は 4量体>>>>>単量体 となります。

 

 

線毛:異物排除のための車のワイパーのような機能。

 

多列線毛上皮:鼻やのど、気管、肺などの外気と接する細胞。

 

粘膜固有層:上皮層の一つ下の層。疎性結合組織、腺、リンパ組織が存在。

 

血管:血液が流れる管。血液中に一番多いIgG抗体を含む。

 

IgGは血管内の感染防御抗体の主体。単量体。

 

B細胞:抗体産生細胞に変身する前段階の白血球。

 

樹状細胞:体内あるいは体の表面で異物を発見すると、それを自分の中に取りこみ特徴を覚える。

 

 

 

ウイルス侵入~増殖~横への広がり

 

 

呼吸器感染症を引き起こす、風邪などのウイルスは

「鼻・のど」などの粘膜から侵入します。

 

 

例えば

図の赤丸(Bスポット)の部分を拡大していくと

 

 

 

粘膜はこのような構造になっています

 

 

仮に

右上の紫のギザギザウイルスを風邪ウイルスとします。

 

それが赤矢印のように分泌型IgA抗体をすり抜け、多列線毛上皮に付着した場合

 

 

 

↓さらに拡大

 

 

 

ウイルスは

 

 

①吸着・侵入し

 

②細胞内で増殖

 

③さらには隣の細胞へと移動していきます

 

 

このように、細胞内へ侵入したウイルスは、どんどん横隣の細胞へ感染を広めていきます。

 

 

 

現行ワクチンは血管内で抗体を作る

 

 

 

上絵のように、現行ワクチン

 

「血管内」を流れてきます。

 

しかし

呼吸器ウイルスは絵の↑の、空気に触れるところから侵入してきます。

 

そしてオレンジの細胞(多列線毛上皮)に感染を起こし、

 

横に広がって感染を繰り返していきます。

 

前回のブログでも書きましたが、ウイルスは

 

「標的細胞が決まっている」

 

ため、わざわざオレンジの細胞から↓へ移動する必要がないのです。

 

なぜなら

粘膜固有層や血管へ移動したところで、彼らウイルスは感染できないからです。

 

当然感染できないので、体内をぐるぐる巡ってやがて死滅するだけです。

 

 

仮にウイルスが↓へ移動し、現行ワクチンに出会っても、そのウイルスの型とワクチンの型が一致しない限り、ウイルス中和ができないのです。

 

そして

変異を繰り返すRNAウイルスと、ワクチンの型が一致する確率は、非常に低いのです。

 

仮に一致したところで、ウイルス侵入口は絵の↑からです。

 

侵入してきたウイルスが、オレンジ細胞に感染、炎症を起こし、酸素の取り込みができず、あっという間に

 

呼吸困難→死亡となるのは明白ではないでしょうか。

 

 

 

有効性95%は本当か?

 

昔から

「風邪の特効薬を発明したらノーベル賞もん」と言ったものです。

 

学術的・医学的にそのメカニズムを理解していれば、

そう簡単にワクチンを発明できるはずがないとわかるものです。

 

わたしが尊敬するナカムラ先生(ナカムラクリニック神戸)もブログで言われています。

 

 

以下引用

 

考えてみればおかしなことばかりである。

 

「40年研究してもHIVのワクチンはない。

 

風邪のワクチンもない。

100年研究しても癌のワクチンはない。

ないない尽くしである。

 

しかし、いきなり現れた謎のウイルスに対して1年以内にワクチンが作られて、我々みんな、そのワクチン接種を楽しみにしてるっていう」

 

引用終了

 

 

仮にワクチンが開発されても、副作用が起こる可能性があるため、

 

通常ではワクチン開発後、

 

追跡調査で10~15年が必要

 

と言われています。

 

 

メディアで言われている

ワクチンの有効性は「95%」らしいですが、信頼できる数値とは考えにくいです。

 

まだワクチン開発から1年未満の段階で、どのように95%という数字を出したんでしょうか?

 

少し考えればオカシイと気づけるはずです。

 

 

最後に

 

考えて頂きたいのが

 

世間では

わたしを含めワクチンに反対する人たちを「反ワクチン派」と揶揄(やゆ=からかう事)していますが

 

人から嫌われ、変人扱いされて、

何の得もないのに、

何のために反対していると思いますか?

 

 

賛成している医者や学者は、

「御用学者(ごようがくしゃ)」では?

と思います。

 

 

御用学者(ごようがくしゃ)

*時の政府・権力者などに迎合(げいごう)して、それに都合のよい説を唱える学者。

 

迎合(げいごう)

*自分の考えをまげても、他人の意に従って気に入られるようにすること。

 

 

 

「ワクチンデマ」なんて言葉も驚きですね。

 

こちらは学術的な根拠を提示してるのに対し、

「デマ」と決めつける側は、どこから出てきたか不明な、有効性という数字を言っているだけですよね。

 

どっちがデマなんでしょうか

 

 

しかもすでこの短期間で

接種後の死亡数は1312人と発表されています。

 

これを

 

「少ない数」だと思いますか?

 

「異常な数」だと思いますか?

 

 

 

どう解釈しますか?

 

 

 

重要なのは「情報の質」

 

それを見分ける「目」です。

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