オススメの映画①(CAST AWAY)

こんにちは。

 

 

早良区 西新の歯医者 松尾です。

 

今日は「こころの健康とケア」はお休みして

オススメの映画をご紹介致します。

 

私事ですが

現在教習所に通っていまして、無事仮免許まで取得できました。

今さらかよ、というツッコミお待ちしております笑

 

キャストアウェイのあらすじ

国際宅配便会社フェデックスのシステムエンジニアであるチャック・ノーランドは、突如として平穏な生活を奪われる。

太平洋上で起きた飛行機事故に巻き込まれた彼は、奇跡的に命を取り留めたものの、絶海の孤島に取り残されてしまう。

とありますが、個人的に本作品のテーマは

「愛」と「孤独」だと思っています。

 

あまり詳しく書くとネタバレになりますのでこの辺にしておきます。

 

人生観が変わる出来事

人生観とは

人生に対する見方や価値観など。

人生の目標・意味・価値などについての全体的、統一的な見方で、人生とは何か、人生いかに生きるべきかについて、具体的、実践的な記述・指針を含む

 

たとえば

大けがや大病などで「*九死に一生を得る」経験をした人が、人生観が変わりその後、別人のようになった、などのエピソードを聞いたことがある方もいるかもしれません。

*九死に一生を得る

十のうち九まで死ぬと思われていたなかで、やっとのことで生きながらえること。

万事休すの状況から、なんとか助かること。

 

死にかけた経験をした、ある男性のセリフに

「人間はいつ死ぬかわからない。人生はとても短いことを実感したよ。だから一分一秒も無駄にしちゃいけないと思ったんだ」

 

人生観が変わることで、これまでの

 

・価値観

・思い込み

・バイアス(偏り)

自分の可能性を狭めてきた固定観念

 

どがなくなることで、問題の解決能力が向上し、人生がより豊かで実りのあるものになっていくという可能性があります。

 

切なすぎる愛

主人公チャック・ノーランドは、いろいろなものを失います。

しかし、失ったことで得るものもありました。

彼は「時間」に縛られる程、多忙極まる生活を送っていましたが、ついには「自由」を手に入れるのです。

(彼が望んだ形とは違うかもしれませんが)

 

まさに人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)ですね。

意味:

一見、不運に思えたことが幸運につながったり、その逆だったりすることのたとえ。

幸運か不運かは容易に判断しがたい、ということ

 

しかし

わたしの推測ですが、彼が失った愛は想像を絶するほど大きなものだったのではないでしょうか。

 

オスカー・フォン・ロイエンタール(名言集にも出てくる「銀河英雄伝説」のキャラ)

「失うべからざるものを失った後、人は変わらざるをえんのだろうよ」

 

エピローグのメッセージ

 

チャック

「息をし続ける。明日も太陽が昇り、潮が何か運んでくる」

 

The most beautiful thing in the world is, of course, the world itself.

”世界で一番 美しいものは世界そのもの”

アメリカの詩人、ウォレス・スティーヴンスの名言らしいです。

 

チャックのセリフやこの名言、現時点のわたしの解釈では

「美しいもや素晴らしいもの大切なものは、自分の目の前や近く、あるいは自分の中にすでにある」

ということではないか、と思いました。

 

忙しい日々によって「忘れていた大切なもの」を思い出させてくれるメッセージのように感じました。

 

キャストアウェイは、古い映画ですがベスト5に入るくらい好きな映画です。

興味を持たれた方は是非ご覧ください。

 

 

 

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