子育て③ワクチン その1

 

こんにちは

早良区 西新の歯医者 松尾です。

 

子どもが生まれて2か月が経ちました。

 

区役所から予防接種のお知らせが届いたので、ワクチンについての話をしたいと思います。

 

 

サムネの本の紹介も兼ねての内容になります。

 

「子どもと親のためのワクチン読本」

著 母里 啓子(もり ひろこ)

 

著者のプロフィール

 

医学博士。国の保健機関である国立公衆衛生院(現・国立保健医療科学院)で疫学部感染症室長を務めた、公衆衛生のエキスパート。

B型肝炎ワクチンの母子感染防止制度作りや、日本脳炎ワクチンの改良にも関わった経験を持つ。

また「全国予防接種被害者の会」との長年の交流から、ワクチンの被害の側面を学ぶなど、半世紀にわたり、日本の予防接種歴史を現場で見てきた先生です。

2021年10月15日逝去。

 

かなりわかりやすい本になっていますので、

子どものワクチンをどうするかで迷ってらっしゃる方にオススメです。

 

ワクチンとは

 

病気の予防のため、あえて病原体の種を「健康」な人に入れるものになります。

 

病原体である細菌やウイルスの一部を生きたまま、あるいは弱くしたり、殺したりしたものを体内に入れて、病気にならないための「練習をする」ようなものです。

 

たとえば

本番試験に向けて、模擬試験をやるようなものになります。

 

 

実際にかかることが大切

 

本書にも書かれていますが

 

「今ワクチンがある病気で、実際にかかったら死ぬ、という病気はほとんどありません」

 

以下 引用開始


 

今、赤ちゃんにはたくさんのワクチンがすすめられています。

病院に行けば、市町村から知らせが来る無料の予防接種以外のものも、予防した方がいいですよ、とすすめられることがあるでしょう。

 

でも、そもそもそれらのワクチンで予防しようとしているのは何の病気でしょう?

その病気のことを知っていますか?

 

かかってしまったら、赤ちゃんが死んでしまう!

と思っていませんか?

 

今ワクチンがある病気で、実際にかかったら死んでしまうような、こわい病気はほとんどないのですよ。

 

風しん、水ぼうそう、おたふくかぜ。

これらは小さい時にかかれば、どれも軽くすむ病気です。

 

ヒブや肺炎球菌は、月齢の低いうちに感染し、重症化するとやっかいですが、成長するうちに誰もがかかって、免疫をつけていく*常在菌です。

 

昔は、保育園や幼稚園に通い始めたら、子どもたちは次々に病気にかかり、風しんやおたふくかぜになった子がいたら、「もらっておいで」と遊ばせていたものでした。

 

今はワクチンがあるために、病気のこわさが強調されて

「絶対に子どもを病気にさせちゃいけない!」とお母さんが追い込まれているように思えます。

 

はしかは高熱が続くので、昔は重い病気でした。

現在の日本では、ワクチンで予防できない0歳児がはしかにかかっていますが、

命を落とす赤ちゃんはいません。

 

赤ちゃんは、うつる病気にかかりながら強く育っていくのが、本来の姿です。

 

それに、現在の赤ちゃんは栄養状態もよく、お母さんが考えているよりずっと丈夫。

病気にかかることをおそれ過ぎず、ワクチンを打たないという選択をしてもいいのでは?

 

病気を乗り越え、力強く成長していきますよ。

 

それに

自分の力で作った強固な抗体は一生ものになるのですから。

 

引用終了


 

*常在菌(じょうざいきん)

常にヒトの身体に住み、ヒトの身体を守っている菌

 

なぜか増え続けるワクチン

 

昔はこんなにいっぱい予防接種あったっけ?

と疑問に思う方もいると思います。

 

WHO(世界保健機関)統計による、2015年の世界各国の新生児死亡率は

 

日本   1000人に1人

アメリカ 1000人に4人

 

「予防接種事業が遅れていた」とよく言われる、

1990年代からずっと、日本の乳児死亡率は世界最低です。

 

つまり

ワクチンが普及する前から、感染症で死ぬ赤ちゃんは少なかったわけです。

 

ここで考えて頂きたいのが

赤ちゃんの病気は減ってるのに、なぜワクチンの種類が増え、摂取することが当たり前の風潮になっているのでしょうか?

 

中には

医者ですら見たことがない病気のワクチンも*勧奨(かんしょう)している現状があります。

 

*勧奨(かんしょう)

ある行動をとるように相手にすすめ、励ますこと。

単に勧めるだけでなく、やや強いニュアンスを含んでおり、特に退職や貯蓄など、行政・企業が特定の行動を促す際に使われることが多い。

強要ではなく、相手の同意を前提とする点が特徴である。

 

たとえば

ポリオ(急性灰白髄炎=きゅうせいかいはくずいえん)という病気は、1981年以降自然発生はありません。

なのに、いまだに摂取しているのです。

 

他にも

B型肝炎ワクチンなどもそうです。

赤ちゃんがB型肝炎に感染する機会などそうありません。

 

以前のブログでも書きましたが、B型肝炎ワクチンは歯科では定番のワクチンです。

 

*関連ブログ

ワクチンについて①

 

感染する流れとしては

 

① B型肝炎に感染している患者さんの歯石を取る、あるいは麻酔を打つ

(血液にB型肝炎ウイルスを含む)

② 歯石除去後のチップあるいは、使用した注射針を誤って自分に刺す

③ B型肝炎ウイルスに感染

 

ここでの疑問です。

B型肝炎の患者さんから感染するリスクのある、医療従事者が予めB型肝炎ワクチンを接種するのは、理にかなっていますが

 

赤ちゃんが感染する機会がほとんどない病気のワクチンが必要でしょうか?

 

ただし

お母さんがB型肝炎キャリアの場合は、出産時に子どもに必要なワクチンです。

 

 

ワクチン その2へ続きます。

 

・ワクチンのメリット・デメリット

・ワクチンの安全性

・子どもと自分の大切な体のこと

~自分で考えて、自分で決める~

 

などの内容予定です。

 

おまけ

 

 

酔って撃沈後、無意識に手を繋いでおりました笑

 

 

 

一覧へ戻る