2020.09.12
コロナウイルス対策③バイオチュアブル(乳酸菌)
こんにちは。
西新の歯医者 松尾です。
バイオペーストの企業が新たに乳酸菌系の
タブレット
「バイオチュアブル」を開発し
今月末(2020年9月末)に発売予定です。
今のところ
30粒入りで¥3800円となる予定です。
*関連ブログ(バイオペースト)
【バイオチュアブルの特徴】
「還元発酵乳酸菌™」と
「センスピュール」により
4つの効果で内面美容をトータルケア
※センスピュールは、植物・穀物などを最先端のバイオテクノロジーを駆使して発酵抽出した排便消臭素材です。
①口腔内
虫歯(ミュータンス菌)と
歯周病菌(ジンジバリス菌)の抑制効果
②腸内
ピロリ菌(胃ガンリスク要因)と
ウェルシュ菌(大腸悪玉菌)の抑制効果
③美肌
糖化(AGEs)ヒアルロン酸分解酵素の抑制効果
平たく言えば=アンチエイジング効果です。
■AGEs(Advanced Glycation End Products)
タンパク質と糖が結びつく糖化によりできる、元に戻ることのない最終的な生成物です。
その反応は加熱により促進され、 AGEsはタンパク質を変性・劣化させ本来の働きを阻害します。
AGEsの増加はタンパク質変化を引き起こし、
糖尿病、動脈硬化、高血圧症、ガン、
腎疾患、骨粗鬆症、神経疾患など、加齢と関係性のある様々な疾患の誘発につながります。
■ヒアルロン酸
皮ふや関節に多く含まれており、水分の保持・柔軟性の維持に役立っています。老化とともに減っていき、皮ふの乾燥、肌荒れ、シミ・シワの原因になります。
■ヒアルロン酸分解酵素
(ヒアルロニダーゼ)
ヒアルロン酸を分解する酵素(タンパク質)です。ヒアルロン酸分解酵素を抑制することで、皮ふなどのヒアルロン酸を維持します。
④口臭
口臭・便臭・体臭・ニンニク臭の消臭効果
【還元発酵乳酸菌™の効果】
乳酸菌数1000億個/g
(ヨーグルト100個分)含まれます。
「悪玉菌への消去能・スキンケア」のなどの試験でも優れた作用を確認。
悪玉菌クレンズ(口腔ケア+胃腸内ケア)+抗糖化(↓下部に図解あり)
「乳酸菌+乳酸発酵エキス+*¹抗菌ペプチド」すべて含有
※食用に関する安全テスト実施済み。スキンケアへのエビデンス取得済み。
■糖化とは?
*¹抗菌ペプチド ➡ 数十種類の
*²アミノ酸から形成され、あらゆる多細胞生物に菌と戦うための生体防御の機能として備わっている物質です。
*²アミノ酸がたくさん繋がってできたものがタンパク質です。
よくある例えに「真珠のネックレス」があります。
アミノ酸=真珠のネックレスを切って、バラバラになった真珠1個の状態
ペプチド=真珠が数個くっ付いた状態
タンパク質=切ってない真珠のネックレス全体
■エンベロープ
(ウイルスが持つ薄い膜)
コロナウイルスも含む、
インフルエンザウイルス、HIVウイルス、ヘルペスウイルス、B型・C型肝炎ウイルスなどは
「エンベロープ」という薄い膜でできています。
この還元発酵乳酸菌は「エンベロープ」という膜に対し針で刺すような特別な働きをするため、膜を破りウイルスを撃退する力があります。
一般的な豚コロナウイルスに対しては30分以内に99.9%の不活性化が認められています。
【還元発酵乳酸菌™のしくみ】
・乳酸菌発酵エキス
・梅エキス
・水素
・海洋深層水
の4つを熟成発酵させて作ったものです。
善玉菌増殖能を持つ乳酸菌や乳酸菌発酵エキスに抗菌ペプチドが配合されたため、抗糖化・抗酸化作用に加えて、ウイルス不活性化、腸内や口腔内の悪玉菌を消去してくれるという万能多彩な能力があります。
【クリスパタス菌KT-
11】
■赤ちゃんのからだを守っていたのは、母親から受け継がれた乳酸菌
乳幼児の腸内には、出産時に母親の産道を経由して受け継がれる
「クリスパタス菌
(Lactobalillus crispatul KT-11)」が存在します。
クリスパタス菌は腸内にて、アレルギーや感染症の発症リスクを軽減させると言われている乳酸菌です。
腸内のクリスパタス菌は加齢とともに減少していき、それに伴い病気のリスクも上がっていくと考えられています。
■実証のあるデータに基づき、お客様の健康維持をサポート
クリスパタス菌は乳幼児の腸内から発見された機能性乳酸菌です。
5つの大学との共同研究にて感染症リスクの低下が確認されています。
・信州大学
・女子栄養大学
・日本大学松戸歯学部
・東京大学
・麻布大学
【歯周病症状緩和作用】
マウスにKT-11を予め4週間投与してから歯周病菌(Porphyromonas gingivalis)を感染させた結果、
KT-11投与群では歯周病菌が誘導する
*歯槽骨破壊=歯周病(アゴの骨が溶ける)の抑制効果を示しました。
*歯周病=歯の周りの病気
➡歯ぐきが下がったり、アゴの骨が歯周病菌の毒素で溶けたりして最終的に歯が抜ける病気
歯とアゴの骨の関係を例えるなら
歯=木
アゴの骨=土
となり、木は土に植わっている状態で
歯周病が進む=土を掘り崩す
歯が抜ける=木が倒れる
ようなイメージです。
【伊那赤松妙炭が入るで菌類を吸着して W 効果】
還元発酵乳酸菌™は炭を利用して、お家に住むように炭の穴に入ります。
また、炭は悪玉菌を吸着することが分かっており、炭の中に取り込まれた菌類は還元発酵乳酸菌™によって退治されます。
実験では細菌が96%も吸収されました。
【まとめ】
・善玉菌を増やし悪玉菌を減らす
・ウイルスの不活化
・ウイルスとの調和
・口腔内細菌バランスを正常化
・腸内細菌のバランスを正常化
・口臭予防(ニンニク臭含む)
・体臭予防
・美肌(糖化ヒアルロン酸分解酵素)
・免疫UP唾液中の抗体IGEが増える
・歯周病改善
バイオチュアブルとLロイテリ菌(乳酸菌)を含むプロデンティスを同時に摂ることで
虫歯や歯周病予防などの相乗効果が期待できると思います。
加えて
美容、アレルギーの減少、便通の改善、
アンチエイジング効果
など全身の健康も維持できると思います。
1日に100個も200個も食べたら何らかの影響は出ますが
基本的に異なる乳酸菌を同時に食べても問題はありません。
わたしたちの腸の中に住んでる細菌たちは、腸内フローラ(腸内細菌叢=ちょうないさいきんそう)と呼ばれ
・細菌の種類500~1000種類
・その数100兆個以上
・その重さは約1.5~2kg
という構成になっています。
「腸内のお花畑」と言われていて
いろいろな種類のお花が咲いているような環境です。
一つの花壇の中に多種類のお花が共存しているのと同じです。
腸内フローラが重要な理由はたくさんありますが
その中でも細菌発酵と細菌代謝による最終産物である
短鎖脂肪酸(SCFA=Short-chain Fatty Acid)酢酸塩、プロピオン酸塩、酪酸塩などが、わたしたちの腸に必要なものなのです。
※体脂肪になりにくいココナツオイルなどの、中鎖脂肪酸は有名で聞いたことがあるかもしれません。
短鎖脂肪酸はその構造の一つである、鎖の長さが短いタイプの脂肪酸です。
■短鎖脂肪酸は腸を元気にする
①短鎖脂肪酸は腸のエネルギー源
腸内細菌に短鎖脂肪酸を作ってもらわないと、わたしたちの腸は病気になりやすくなります。
従って、抗生物質などで腸の細菌を殺すことは良いことではありません。
*関連ブログ(抗生物質)
②腸粘膜からの水分吸収の低下
➡ 腸内細菌が減少
➡ 短鎖脂肪酸(SCFA)減少
➡ 腸での水分吸収低下
➡ 下痢・軟便
③腸管バリア機能アップ
➡ 腸細胞が元気
➡ 腸粘膜強化
➡ バリア強化
酪酸塩やプロピオン酸塩には、元気な腸粘膜を維持して、腸のバリア機能を高める働きがあります。
粘膜がウイルスや病原体の侵入を防ぐという、身体を守る兵士のような機能を担ってくれているからです。
*関連ブログ(Lロイテリ菌)
当院に詳しい資料がありますので
ご興味のある方はお気軽におたずね下さい。