子育て⑦教育論 その1(論理的思考)

こんにちは
早良区 西新の歯医者 松尾です。
先日
子育て教育について、妻とちょっとした討論になりましたので
子育てにおいて、かなりのウェイトを占めるテーマ
「教育」についての話になります。
論理的(ロジカル)思考とは?

この「ロジカルに考えること」が教育に置いてとても重要です。
・感情や直感ではなく 筋道を立てて考えて
・相手に分かりやすく
・矛盾がないように
伝えるための方法論とされています。
ビジネスシーンなどでは「主張と理由はセット」とも言われています。
平たく言うと「筋が通っている」ことになります。
たとえば
日本では犬より猫の方が人気の可能性がある。
なぜなら2025年「全国犬猫飼育実態調査」では、犬が約682万頭、猫が約884.7万頭飼われているからだ。
と、ある結論や主張に対する理由を
セットで伝えることになります。
「自分がネコが好きだから、ネコ飼いの方が多いはずだ」
ではなく
感情でなく実際の数字やデータを基にしていることがポイント👆です。
「実際には犬の方が好きだけど、ネコの方が飼いやすいからネコを飼っている」場合もあるかもしれません。
理由はともあれ、事実と感情を切り離すことが重要です。
論理的=正解、ではない

論理的に説明を受けると、さも正しい内容かのように聞こえがちです。
しかし話の内容が絶対に正しいでわけではないということです。
あくまで伝達の方法の一つにすぎないことです。
上記ネコの例のように、あくまでこの調査の数値は
単なる断片的な事実であって、飼い主の気持ちは含まれてないため、受け手側がどのようにも解釈可能と言えます。
ただし
理由がセットになるため説得力は増します。
そしてここからが肝となるのですが、論理的思考は
・考える力(問題解決能力)
・伝える力
・物事を効率化する力
を育てます。
① 結論
② 根拠(理由)
③ 具体例
を意識した伝え方で論理的思考が鍛えられます。
オーストラリアでの経験

わたしは18歳の時、渡豪し大学卒業までの6年間を過ごしました。
そこでの経験が、わたしの論理的思考を育てることになりました。
語学学校でも大学でも必ず「論文」を書かされます。
向こうの論文形式は「客観性」を重視します。
その客観性とは、具体的には論文内で「I(わたし)」を
絶対に使ってはいけないことでした。
向こうで論文を書かせるのは、人の
論理的な考え方を鍛えるためだからです。
「わたし」を使うことで、どうしても「主観的」になりがちです。
「あなたの意見ではなく、客観的事実を基に主張しなさい」
ということです。
わたしが書いてきた論文の具体的な例をあげると
・オーストラリアはアジアに属すか・属さないか
・オーストラリアとアジア間のビジネスは友好的か敵対的か
・オーストラリアと日本は、貿易に置いて友好関係にあるが、お互いが輸出入を停止した場合、どんなことが起こると考えられるか
などになります。
どちらが正解でどちらが間違いということではなく
「何を選んでもいいけど、その根拠(理由)を客観的なデータや情報で示し、具体例をあげて主張しなさい」
ということです。
この繰り返しが論理的思考を育てます。
人生は選択の連続である

と言われます。
特にこれからの子どもたちにとって、
情報があふれる中、取捨選択を迫られることになります。
昭和の頃よりも遥かに選択肢も増え、何度も選択をしていかなければならないと予想されます。
そんな時
・何を基準に
・どう考え
・判断し
・行動する
かが重要になってきます。
当然
親や養育者は子どもよりも早く死ぬので、
子ども自身で自分の身を守らなければなりません。
そのとき、論理的思考=考える力(問題解決能力)が活きてくると期待できます。
教育論 その2(経験と知恵)に続きます。